オーストラリアの幼児教育について

オーストラリアの幼児教育について

幼稚園 ・ 保育園

オーストラリアの幼稚園・保育園は設備や人員数といった物理的な基準だけではなく、教員の指導力、毎日の活動内容や園児達との接し方までひとつひとつ厳しくチェックされています。専任保育士はもちろん全員が有資格者で、豊富な経験を持つベテランを筆頭にスタッフを構成しています。
園児達は現地在住のオーストラリア人または移民ですから、もちろん全員が英語で学び、遊んでいます。ここでユニークなのは、「異文化交流」の一環として日本語で数の数え方や挨拶の仕方などを元気な声で練習していること。小さなお子様の「初めての国際体験」にも申し分ない環境といえるでしょう。
サンプル時間割
9:00 登園
9:15 グループタイム
9:30 モーニングティ(おやつ各自持参)
10:00 アクティビティ
12:00 昼食(ランチ各自持参)
12:30 昼寝
13:30 クワイエットアクティビティ
14:00 コンピューター
14:30 グループタイム&音楽リズム
15:00 アフタヌーンティ(おやつ各自持参)
15:30 外遊び
16:00 終了

初等教育・中等教育

オーストラリアの初等教育は、イヤー1(小学1年生)からイヤー6。イヤー7(日本の中学1年生に相当)からが中等教育になり、イヤー10(日本の高1に相当)までがJunior Secondary。ここまで(15歳)が義務教育です。ここからは、イヤー11・12とSenior Secondaryに進むか、TAFE(州立専門学校)などに進むかになります。学校は州立と私立があり、初等・中等教育は、各州の教育省の管轄。5歳から就学しイヤー7までを初等教育にする州など、州により異なります。学期は4学期制。1月末が学年始めで、12月中旬に修了。州によって多少違いますが、各学期は、約10週間で、学期の間に2~3週間の休みがあり、夏休みは6週間が一般的です。個人の個性や能力を尊重し、将来の目的に合った柔軟なカリキュラムが組まれているオーストラリアの教育制度。この制度を留学生に対しても平等に扱ってくれるの が、オーストラリア留学良いところでもあります。もともと移民の多いこの国では、高校内でも数十カ国の国籍の学生が一緒に学んでいることも珍しくありませ ん。そのため、ほとんどの学校で、留学生のための英語集中コースが用意されています。

また、4学期制をとっているオーストラリアでは、各学期の始めならいつでも入学が可能です。留学生にとっては、自国の教育制度とのズレを、気にせずに入学することができますし、規定の英語力に達した時点で、1年を待たずに、入学する機会があります。

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